移住のススメ

日系企業にてインドネシア駐在中の30代男です。本業の傍ら細々と個人でも商売やってます。インドネシアでの生活を発信しています。インドネシア、住めば都でいいところ。

このタコ。

日曜日、チカラン住みの友人と一緒にジャカルタへ行ってきました。

目的は最近ジャカルタにオープンしたメキシカンファストフードの王道、

“TACO BELL(タコベル)”のインドネシア1号店をチョバる為です。

 

結論から言います。

タコ野郎ですよ

TACO BELL。

 

TACO BELLは、カリフォルニア州アーバイン市に本社を置く

アメリカ合衆国の大手ファーストフードチェーンです。(wikipediaより)

日本でも2015年に渋谷にオープンしていましたね。

※調べたところ1980年代にも日本進出していたそうですが一度撤退したようです。

 

このTACO BELL、アメリカ在住の日本人Youtuberとかも動画で出したりしていて

ものすごい気になっていたのですが、

2020年12月にはとうとうジャカルタのセノパティエリアにオープンしました!

以前から多くの国に展開していた人気ファストフードチェーンなだけあって

ものすごい行列でした。

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目の前にはPISON COFFEEやOKUZONOのあるあそこです。

店内、店外、いや敷地外にまで行列が出来ていて

インドネシア人にも期待されていたレストランであったことが伺えます。

 

敷地内には3-4台分の駐車スペースがあったのですが

オープンセレモニーの為かテントが張ったままになっており

そのスペースがそのまま店内飲食を待つ人の為の

イスを置くスペースになっています。

 

敷地内に駐車ができませんから

車で来る方は店舗前のVALETサービスを利用することになります。

(Rp. 25,000取られますが)

 

オーダーではファストフードなだけあって

店内飲食目的の客とテイクアウト目的の客とでカウンターが分かれています。

 

私達はあまりの人だかりに面食らってしまったので

店内飲食はかなり待たされるだろうと思い

テイクアウトカウンターの列に並んでいました。

しかし整理券を配っているおじさんに友人が確認したところ

「店内飲食用の列の方が早いよ」と教えてもらえたので

そちらの列に並び直しました。

もしこちら行かれる方は店内飲食の列に並んだ方がいいですよ。

 

店内はいわゆるファストフードレストランといった感じ。

マックとかKFCとかね。

それもそのはず、TACO BELLの運営がKFCと同じとこらしいです。

(多分インドネシアでだけの話だと思います)

道理で列を整理するためのポールに“KFC”と書いてあったわけだ。

というか友人が気付いたのですが

店の建物も色が赤ではなく黒になっているだけで

まるっきりKFCの建物って感じでした。

 

今回注文したのはいわゆる王道のタコスとも言える

ハードシェルとソフトシェルのタコスを共にパケットで。

写真がこちら。

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中にはレタスとトマト、ソフトシェルの方はパクチーもちょっと入ってました。

ソフトシェルの方はKFCのChicken Stripのようなフライドチキンが挟まれていて

ハードシェルの方はスパイシーなひき肉とサワークリーム、上にはチーズが振りかかっています。

ひき肉は牛肉か鶏肉から肉の種類を選べます。

個人的にはソフトシェルの方がおいしかったかも。

生地がしっとり目で食べやすかったし、

パクチー好きというのもあります。

付け合わせにはフレンチフライかトルティーヤチップスを選べました。

やっぱメキシカンならトルティーヤチップスでしょう。

 

しかし肝心なのはお値段。

先ほどの写真に写っていたものでお値段いくらだと思いますか?

なんと驚きのRp. 175,000(約1,200円)!

高くない⁉

いやこれは高いでしょう!

ファストフードに出す金額じゃない。

飲み物こそFree Flowなので何回でもおかわり自由ですが

違う、そこじゃない。

超好立地とはいえ、この値段設定にこの味はかなり強気ですね。

まずくはないけどこの値段を払う気にはならない。

ジャカルタは物価高いとよく聞きますし体感もするけど

これはちょっとやり過ぎなのでは。

値段の割にはインドネシア人のお客さん結構入っていたし

私が知らない間にジャカルタ在住のインドネシア人達は

想像以上に裕福になっていたのかも知れません。

 

この盛況も一段落したら

トルティーヤチップスとリフィルドリンクで

若者がだらだらくっちゃべって長居するための場所になるのでは。

 

TACO BELL好きな人には申し訳ないけど

ここはあまり胸張って他人にオススメできるようなところではないですね。

話のネタにはいいかもしれないけど。

そもそもファストフードに何を求めてるんだと言われればその通りですが

それなりの値段を求められるのでそれくらいは期待してしまいますよね。

 

次はもっとちゃんとしたタコス食べたいな。

やってみせ。

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漢ジョコウィ、

泡吹く姿を全世界にさらす覚悟。

voi.id

 

前に投稿したブログでも話題に挙げましたが、

www.iju-no-susume.com

中国シノバック製ワクチンの

国内接種第1号に名乗りを上げていた

“Mr. President”ことジョコウィ大統領。

私はブログの中で「TV中継してほしい」とか書いてましたが

上に添付した記事によると、どうやらガチでTV中継するつもりだそうです。

冗談で書いたことがまさか現実のものとなるとは…。

 

これもう、ワクチン関連だけで

ジョコウィ大統領にどれだけのチャイナマネーが流れ込んでいるのやら。

中国の提示したオプションのスペシャルプラン選んじゃってるんじゃないか?

とすら思えます。

 

お試しプラン(基本使用料無料)

うちのワクチン使ってちょ

 

ファミリープラン(みんなで使えばもっとお得)

国民へ接種義務化してちょ

 

安心プラン(お命以上は請求なし)

その身で安全証明してちょ

 

みたいなね。

携帯電話の料金プランみたいなね。

 

でも仮にここまでやったとしても

大統領が直々に“本物の”シノバック製ワクチンの

接種第1号になると本気で信じるインドネシア人はいるのか疑問ですね。

ただでさえ「コロナウイルスは嘘」って考えている人多いのだから

TV中継やったところで「ワクチンなんて嘘」で一蹴されると思います。

 

そんなあらゆることに対して疑心暗鬼になったインドネシア人全員を

信じさせる唯一の方法があります。

 

それは

ワクチン接種後の大統領が

カメラの前で泡吹いてのたうち回る映像が流れれば

インドネシア人全員が心を一つにし、

「シノバック製ワクチンはヤバい」

って信じてもらえると思います。

これぞ多様性の中の統一。

パンチャシラ。

インドネシアラヤ。

8WEEKS DIET!

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Twitterで私をフォローして下さっている方は既にご存じかも知れませんが

8週間に亘って続けたプチダイエットが

ようやく昨日で終了しました。

結論から言うと、今回はまあまあ成功と言ったところでしょうか。

 

今回のプチダイエットでは目標として

年末までに-5kgに設定して食事と運動を管理していました。

11月2日から始めましたが

開始当初は74.1kgあった体重が

昨日時点では68.6kgまで落とすことができました。

目標の-5kgを上回る減量幅にも拘らず

なぜ“まあまあ成功”という表現なのかというと

今回落ちた体重が純粋な脂肪からだけではない為です。

脂肪が落ちながらも筋肉も落ちてしまい

最終的な合計が5.5kgだったというだけでした。

とは言え体脂肪も20.9%だったものが

17.6%まで落とすことができたので

プチダイエットとしては及第点というところです。

 

今回取り入れたダイエットは

“カロリー制限”です。

摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすればいい

というシンプルなものです。

スタンダードなダイエット方法ですが

これに勝るものはないと思いました。

 

このカロリー制限を行うにあたって

まず初めに知っておかなければいけないのは

自分の“基礎代謝”です。

基礎代謝とは人間が生命活動を維持する

最低必須カロリーのことです。

そして基礎代謝に自分の活動カロリーを足してあげれば

1日の消費カロリーが分かります。(活動代謝)

 

じゃあそれどうやって計算するの?というと

こちらのウェブサイトで身長体重などを入力すれば

簡単に計算できます。

keisan.casio.jp

いやー便利な世の中。

こちらで一気に活動代謝まで計算できますが、

私は少し別の計算方法を取り入れました。

私はトレーニングをする日としない日で

活動代謝に大きく差が出てしまいますから

平均の活動代謝を計算してあげなければいけません。

トレーニングは2日に1度行っていますので

下記のような計算をしました。

 

((基礎代謝×1.75×3.5日)+(基礎代謝×1.2×3.5日))÷7日

 

3.5日というのは1週間7日を2で割り切れないので

1週間に3.5日トレーニングしている、という計算をしています。

これに具体的な数字を代入します。

 

((1700kcal×1.75×3.5日)+(1700kcal×1.2×3.5日))÷7日

=約2500kcal

 

この2500kcal/日という数字を下回る食事をすればいいだけです。

それだけで少しずつですが痩せていくはずです。

しかし私の場合は“年末に向けて-5kg”と設定していたので

食事のペースもさらに計算しなければいけません。

その場合は落としたい脂肪の重さを計算してあげます。

脂肪燃焼の為には1kgあたり7,200kcalが必要となります。

つまり

 

5kg×7200kcal=36,000kcal

 

これが目標消費カロリーです。

そしてこの目標消費カロリーをダイエットを行う日数で割り、

先ほどの2,500kcal/日という活動代謝から引いてあげれば

1日に摂取していいカロリーが分かります。

私の場合は8週間=56日でしたので

 

36000kcal÷56日=約640kcal

 

となりこの数字を活動代謝から引いてあげると

 

2500kcal-640kcal=約1850kcal

 

これで1日の摂取カロリー上限が判明します。

これを超えるようだと目標体重まで落とすことは難しくなります。

食事のカロリー計算は

カロリとかMy Fitness Palとかっていうアプリを使えば

参考となる数字をいくらでも調べられるので

ピンポイントなものが探せなくても

大体のカロリーはわかります。

 

実際、私も上記のようなダイエット法で

ある程度体重を落とすことに成功していますので

説得力はあると思います。

 

インドネシアに居ると太る、という話をよく聞きます。

私の主観に過ぎませんが確かにインドネシア人の方が

日本人より肥満体系の人は多いかもしれません。

その理由として“ゴレンガン”と呼ばれる揚げ物だったり

主食である米や麺と、油を大量に使うインドネシア料理がやり玉にあがります。

これらの食事はお世辞にも健康的とは言えません。

しかしインドネシア在住の日本人も

こういった食事を普段からしているのか?というと

それはほぼないと思います。(これも主観)

だからインドネシア料理が健康的か不健康かという話は

インドネシア在住日本人の肥満の原因にはなりません。

日本人は日本食が健康的だと勘違いしがちですが、

日本食レストランなどで普段我々が口にするようなものも

カロリーや栄養価で考えるとインドネシア料理と大差ないです。

サラリーマンの味方、日本食レストランのお昼の定食なんかでも

小鉢に入ったサラダなんかがあると

いかにも健康的に見えますが

メインのおかずと白米で800kcalは余裕で超えてしまっています。

毎食寿司食べてるっていう人は

脂質の摂取は少なく済んでいるでしょうけど

なかなかそんな人はいない。

経済的にも。

 

肥満は万病のもと。

現在進行形で全世界に蔓延しているコロナウイルスも

肥満体型の人は病状が悪化する割合が高いという報告もあるようです。

tokuteikenshin-hokensidou.jp

 

インドネシアの医療はまだまだ信頼できるレベルではないことは

身に染みて痛感していると思います。

そこで医療を必要としないような体作りの為にも

予防医療という観点でダイエットをしてみるというのは如何でしょうか。

 

もしこのブログ読んでる方で

ダイエットしたいけど何をしたらいいのかわからない

という方がいれば、私のできる範囲で相談に乗りますよ。

Twitterなどでご連絡下さい。

欲を言えば、事前に連絡を頂いて

店で対面で相談聞くというのが望ましいです。

その時にコーヒーでも飲んで頂ければ

お店の売上にもなって私もHAPPY。

代打、有能市長。

今回もまた若干旬を外してしまった話題ですが

ご容赦ください😅

 

インドネシア内閣大改造!

www.nikkei.com

一気に6人も代えるとは。

というか代えるにしても汚職で捕まったから代えるといういうのは

だいぶ微妙ですね。

その代わりに選ばれた人の中で

現・スラバヤ市長が社会相に任命されるというのは

まさに前任者の尻ぬぐいという感じですね。

 

このTri Rismaharini(通称Risma)スラバヤ市長、

その功績は非常に評価されているようです。

ゴミの削減
2012年アジア太平洋きれいな政府にスラバヤが選出される
スラバヤの売春街閉鎖
2014年世界良い市長(World Mayor Prize)受賞
2020年FIFAワールドカップU-20誘致に尽力
(結果的にはコロナ禍で中止)
 

中でもごみの削減については非常にユニークな方法で

市民の意識を変える努力をしました。

www.jakartashimbun.com

 

実績もさることながら、権威主義の強いインドネシアですから

このいくつもの受賞歴が印籠のように作用することもあるでしょうね。

 

ジョコウィ政権も前任者の汚職によって格を下げてしまったので

汚職による汚名は反汚職のRisma市長を起用することで

イメージの改善を図りたいのでしょう。

 

でもスラバヤ市民としてはきっと

この有能市長さんを手放すのは惜しいでしょうけど

国政というより大きなフィールドでその手腕を発揮してほしいですね。

 

頑張れRisma市長!

負けるなRisma市長!

チャイナプロジェクト。

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漢ジョコウィ、中国シノバック製ワクチンの

接種第一号に名乗りをあげる!

www.jakartashimbun.com

 

これ是非テレビ中継とかしてほしい。

接種の瞬間をカメラに収めてインドネシア全土にお届けしてほしい。

下手したら一国の大統領が泡吹くところが

世界中に流されるかもしれない。

 

ずいぶん前から出ていたシノバック製ワクチン導入に関するニュースで

コメント欄に投稿していたインドネシア人からも

「Presiden dulu deh(大統領からだよー)」とか言われていたので

こうでもしないと民衆は納得しないよね。

ただこんなことされても「じゃあ私も受けます」って人は

なかなか出てこないと思うけど…。

疑いだしたらキリがないとは言え、

大統領は本当にワクチン接種するのか?

その接種した液体、本当にシノバック製のワクチン?

実はファイザーだったりとか?

そもそもワクチンですらなくただの生理食塩液とか?

 

というか中国。

おい、中国。

自分の国の会社が製造出来て

しかも他国の国民に接種させようとしているのに

自分とこはドイツ製のワクチン調達するってどういうこと?

europe.nna.jp

その調達数量一億回分って…

“中国”と“一億”っていうキーワードってそれ…

中国の富裕層の人数じゃないですかー!

www.businessinsider.jp

これは中国の富裕層のみに与えられる特権になりそうですね。

もう中国こそが世界一の資本主義社会です。

弱肉強食。

金ないものには死あるのみ。

 

じゃあ一般市民はただ黙って死ぬのを待つのか?

いや違う。

中国以外での合法的且つ広範囲な人体実験によって

国産ワクチンの安全性は確かめられる。

その国はパキスタンとインドネシア。

 

残念なことに我々のいるインドネシアが

中国ワクチンの壮大な実験場になるのは既定路線のようです。

願わくばこっちの方も計画途中に頓挫してもらいたいもんです。

例の日本との受注競争をした公共事業のように。

既定“路線”なだけに。

マンプス!

昨日の投稿では失礼しました。

何を寝ぼけていたのか、前回と同じ記事を投稿してました。

というわけで、改めて。

 

最近もコロナ関連でニュースは埋め尽くされていますが

この前のジャカルタ知事、副知事揃ってコロナ陽性には驚きましたね。

news.detik.com

 

おまけについ最近まで中東に逃亡してたイスラム指導者も

ウイルス検査結果公表しないとか。

www.jakartashimbun.com

この人、今は警察に捕まったらしいですね。

なんでも、コロナ対策プロトコル違反?だかなんだかで。 

 

たしかアニス知事、この指導者が帰国した後

面会してましたよね。

www.jakartashimbun.com

この写真の右の彼、きっと彼も今頃は陽性反応出ているのでは。

 

これらの報道を受けて、

友人のインドネシア人は件のニュースのスクリーンショットと共に

インスタグラムで「Mampus」とコメントしてました。

Mampusって何?って検索してみたところ

“〇ぬ”とか“〇ね”って意味らしい。

笑うわ。

 

そう思われちゃってもしかたないですよね。

未だに収まっていないコロナ禍で

民衆には何カ月も我慢し続けさせておいて

いざ自分の信仰してる偉いさんが帰ってきたら

がっつり濃厚接触。

その結果、コロナ感染って

もうなんか残当としか言いようがない。

これにはさすがのムスリム有権者からも

愛想尽かされちゃうんじゃないでしょうか。

一石四鳥以上。

インドネシアの来年度賃上げのパーセンテージが決まったようですね。

今回はコロナ禍で多くの企業が業績に影響が出ています。

 

国家間移動がほぼ不可能となったことで

航空業界は大変な状況であることは周知の事実ですし

観光で外貨を稼ぐような地域では

ホテルやその他娯楽施設などが閉鎖されるなど

そういった業界で働かれている方たちにおいては

直接的な影響が出ています。

 

今回のコロナ禍によって

悪影響の出ていない業界の方が少ないような有様で

インドネシア政府もそのあたりを考慮したのか

10月時点では多くの州で2021年度分の最低賃金は

据え置きとするなどの報道がされていました。

私の住む西ジャワ州も最低賃金据え置きの方針を取っていました。

個人的にも一安心かなと思っていたのも束の間、

州内の県・市別の最低賃金が先日発表されたのですが

その数字なんと6.51%の上昇とのこと。

 

結局賃上げすんのかい。

この上昇率だとチカラン近辺の会社だと

一人当たり概ねRp. 290,000(約2,100円)前後のベースアップ。

こんな状況で賃上げするとか、どっからその金持ってこれるとお思いで?

ジャングルの奥地に本当の意味で“金の生る木”があるのかも?

ただでさえ撤退する外国企業増えているのに

一度上がった最低賃金って下げることは難しいだろうから

ここは一旦様子見でもよかったのではと思う。

 

外国人でなおかつ経営側というポジションで働いている多くの日本人はこう思うでしょうけど

インドネシアからするとこれが自身の国で商売をさせる条件なわけですもんね。

それにインドネシアには国内企業だって星の数あるわけで

決して外国企業にのみ課す条件というわけでもない。

 

最近可決されジョコウィ大統領も署名したオムニバス法も

外資誘致法などと呼ばれていてインドネシアへの外国投資の

門戸を広げようとしています。

そんな中で今回のような賃上げがされると、

国としてやりたい事の方針がぶれている

と思う人もいるかもしれません。

 

ただ私が思うのは

やっぱりインドネシアはジャワ島、特にジャカルタも位置する

西ジャワ州近辺の一強状態を何とかしたいんだろうということです。

知っての通りインドネシアは群島国家で

島によって教育格差やら経済格差やらものすごいそうです。

もっとも発展していると言われているジャワ島内だけで見ても

地域によってその賃金は大きく異なります。

さらに言うと、西ジャワ州という地域内でもすごい格差です。

今回の賃上げは、上に挙げていた通り

“県・市別”で賃上げするかしないかの決定が委ねられていました。

ではこの西ジャワ州内の2021年度最低賃金を見てみましょう。

 

カラワン県
 Rp. 4,798,312
ブカシ市
 Rp. 4,782,935
ブカシ県
 Rp. 4,791,843
デポック市
 Rp. 4,339,514
ボゴール市
 Rp. 4,169,806
ボゴール県
 Rp. 4,217,206
プルワカルタ県
 Rp. 4,173,568
バンドゥン市
 Rp. 3,742,276
西バンドゥン県
 Rp. 3,248,283
スメダン県
 Rp. 3,241,929
バンドゥン県
 Rp. 3,241,929
チマヒ市
 Rp. 3,241,929
スカブミ県
 Rp. 3,125,444
スバン県
 Rp. 3,064,218
チアンジュール県
 Rp. 2,534,798
スカブミ市
 Rp. 2,530,182
インドラマユ県
 Rp. 2,373,073
タシクマラヤ市
 Rp. 2,251,787
タシクマラヤ県
 Rp. 2,251,787
チレボン市
 Rp. 2,271,201
チレボン県
 Rp. 2,269,556
ガルット県
 Rp. 1,961,085
マジャレンカ県
 Rp. 2,009,000
クニンガン県
 Rp. 1,882,642
チアミス県
 Rp. 1,880,654
パンガンダラン県
 Rp. 1,860,591
バンジャール市
 Rp. 1,831,884
 

と合計27地域が集まって“西ジャワ州”となっています。

州内でも有数の工業団地を抱えるカラワン県やブカシ県と

バンジャール市の最低賃金の差なんと

Rp. 2,900,000(約21,000円)超!

こう見ると一言に“西ジャワ州”と言っても

ひとまとめに出来るような地域差ではないんですね。

そしてこのカラワン県、ブカシ県には

我らが日系企業が多く拠点を構えています。

なかでもやっぱり特筆すべきは

日の丸製造業の要である二輪・四輪産業ですね。

こういった製造業は労働集約型産業ですので

大量の労働力が必要となり支出に占める人件費の割合もなかなか。

そうなると1人当たりで見たら少額に見えても

全従業員で見た場合に驚く程コストが嵩んでしまう。

そうなると企業は他の国に目を向けてしまうのは当然のこと。

 

でもきっとインドネシア政府は

「撤退するより安く済むんだから甘受しろよ。

じゃ今後も納税と雇用よろしくな」

ってなスタンスなんでしょう。

上手くいけば賃金の安い地方に拠点を移動してくれるかもしれないし。

最悪、国外に出ていかれなければいいやくらいの感じでは。

新しく進出してくる企業にはオムニバス法の恩恵を与えながら

最初からまだ賃金の安い地方への進出を促す。

 

インドネシア政府の対応は

雇用を増やしたいし

地域格差を減らしたいし

外資を呼びたいし

大きい企業には出ていってほしくないし

Etc…

という一石二鳥どころか三鳥も四鳥も狙っているような気がしてならない。

良く言えば非常に狡猾に外資企業を利用しているともいえる。

(良く言ってない?)